作詞や作曲

新しいモノに触れる。歳を重ねた今こそ意識してみよう。

僕は音楽が好きだ。Mr.ChildrenやSPITZのようなメジャーバンドから、地元ミュージシャンの曲もよく聴いている。

僕は音楽活動をしていることもあって、同僚や友人からもいろんな曲を知っていると思われていることが多い。先日、後輩の子に「店長、〜ってミュージシャン知っています?めっちゃいいですよね!」と言われた。

正直、全然知らないミュージシャンだった。名前を聞いても曲を聴いても全くわからなかった。
どんなアーティストか調べてみると、SNSですごく人気のあるミュージシャンだった。
僕は今までいろんな曲を聞いてきたと思う。でもそれは自分の好きなミュージシャンのルーツを辿ったり、作曲の参考として過去の名作を聴き漁っていたから。
思い返せば、最近の人気のある曲を知らなかった。自ら聞こうともしていなかった。

こうやってジェネレーションギャップという言葉が生まれるだな。

音楽なんだから自分の好きな曲を聴いてるだけでいいじゃん。という声も聞こえてきそうだが、僕は音楽を通じて人とコミュニケーションを取ることも多いので、もっと新しい曲も聴こうとその時に思った。
その日から通勤時に最新の曲を意識して聴くようになった。今はサブスクのおかげで人気ランキングも分かりやすくなっており、順番に聴けるようになっている。
僕はApple Musicを利用しているので「見つける」をクリックすると国内、国外の人気曲がプレイリストに並んでいる。最近の僕は「TOP 100 JAPAN」を好んで聴いている。
髭男、あいみょん、King Gnuなど、有名どころはもちろん知っているが、トップ50位の中に知らないミュージシャンがたくさんいた。とりあえず先入観を何も持たずに曲を聴いていく。
「歌上手いな」「いい曲だな」「ゲスの極みっぽいな」「男性シンガー、みんな声高いな」そんなことを思いながら聴き進めていく。

それを2週間続けていると、人気のある曲の方程式みたいなのが少しずつ見えてくる。

それは歌詞の内容、曲のキーやテンポ、歌い手の発声方法など。どんな年齢層をターゲットにしているのか、歌詞を伝えたいのか、踊らせたいのか、そんなことを考えながら聴くとまた違った楽しみ方ができる。音楽は面白い。

2020.6.4時点でのランキング1位はYOASOBI「夜に駆ける」という曲。クラブやライブハウスで聴いたり盛り上がりそうな曲。人気があるのが頷ける曲。僕はこのシンガーの声質が好きで、何よりもリズム感が素晴らしいと思っている。
youtubeの「THE HOME TAKE」という企画で、この曲を1発録りしている姿が見れる。
僕はこの動画を見て、よりこのシンガーのことを好きになりました。

こんな感じで新しい曲からyoutubeなどでより深くそのミュージシャンを知ることができる、今の時代は素晴らしいなと思います。ちなみにこの「THE HOME TAKE」ですが、通常は「THE FIRST TAKE」とい企画で様々なミュージシャンが出演しています。以前出演していたゴスペラーズの歌声も最高だったので、興味がある人はぜひチェックしてみてください。

新しい曲に触れることで新しい発見があるのはもちろん、今まで自分が好きだった曲の良さを再発見できます。また自分よりも若い世代とのコミュニケーションも取りやすくなるので、ぜひ新しい曲もチェックしてみてはどうでしょうか。