「非日常」が「日常」に変わった時に、人は成長したと言えるのかもしれない。最近、一緒に働くスタッフを見ていて思ったこと。
私が働いている「OWNDAYS」というメガネ屋が8月8日にカンブリア宮殿で放送されてから今日で5日目。
放送翌日からたくさんのお客様が来店されて、それまでの過去最高日割売上を5日間全て超えている。
最初の2日間は今まで体感したことのないお客様の多さにスタッフ皆が驚き、「嬉しい悲鳴」とはこの事かと思いながら何とか営業をしていました。
私の働く店舗では入社2年目のスタッフが多く、オープンセールなど大きなセールを経験していない彼らにとっては初めての経験で、それこそ「非日常」な営業だったと思います。
でも、3日目になってくると環境に慣れてきたのか、無駄な動きも減り業務スピードが上がってきたのが見て分かるようになってきた。「こういう時はこう動こう」「この業務はこの時間帯に終わらせよう」など自ら行動するようになり、「今日は昨日ほど忙しく感じない」と発言するようになった。(売上はほとんど変わっていない)
これは「非日常」が「日常」に変わったってことだと思う。
日常に変わったことで余裕が生まれて改善点が見えてくる。
こうやって人は成長していくんだな、と自店のスタッフを見ながら考えていました。
今の労働環境を考えるとすぐに人を増やすのは難しい。それに採用が決まったとしても、眼鏡屋のスタッフとして一通りの仕事ができるようになるには時間がかかる。
それだったら、「今いるスタッフがいかに効率を上げれるか」
「生産性を上げるオペレーションはどうなのか」そこをしっかりと見つめ直して改善する方が効果的だ。
3倍の売上なら3倍で動けるオペレーションを。そして技術と業務スピードの向上を。
忙しさを理由に後回しにせずに、私は店長としてやるべき事をやっていこう。
最後に
私の好きな言葉の一つに「大変」とい言葉がある。
「大変」って「大きく変わる」と書いて大変になる。
大変な時こそ自分が変われるチャンス。成長できるチャンス。
いつも前向きに捉えて前進していきたいし、周りの人にもそういう存在であれるように行動していこう。